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アパレルOEMとは?小ロット依頼の仕組みと工場の選び方を解説

アパレルOEMの仕組みを説明するサムネイル画像

オリジナルの服を作って販売したいものの、アパレルOEMという言葉の意味や依頼の流れがわからず、最初の一歩を踏み出せない方は多いのではないでしょうか。

アパレルOEM(Original Equipment Manufacturing:相手先ブランドによる製造)とは、ブランド側が企画・デザインした服を、専門の工場に製造委託する仕組みを指します。近年は10着程度の小ロットから対応する工場も増え、個人や新規参入でも始めやすくなりました。本記事では、アパレルOEMの仕組み、ODMとの違い、依頼から納品までの流れと費用の考え方、そして失敗しない工場の選び方までを整理して解説します。

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アパレルOEMとは?基本の意味と仕組み

アパレルOEMは企画をブランド、製造を工場が担う仕組み

アパレルOEMとは、ブランドが企画・デザインを行い、製造を専門工場に委託する分業の仕組みです。理由は、縫製設備や職人を自社で抱えなくても、企画に集中してオリジナル商品を形にできるためです。たとえばデザイン画と仕様(生地・サイズ・数量)を工場へ渡すと、工場がパターン作成から縫製、検品までを担当します。企画はブランド、製造は工場という役割分担が、アパレルOEMの基本形です。

OEMとODMの違いはデザインを誰が考えるか

OEMとODM(Original Design Manufacturing:相手先ブランドによる設計・製造)の違いは、デザインや企画を担う主体にあります。OEMは発注するブランド側が企画を用意し、ODMは製造側が企画から提案する点が異なります。自社のイメージを反映したいならOEM、アイデア段階から相談したいならODMが向いています。詳しい比較は関連記事で解説します。

小ロットOEMなら10着から始められる

アパレルOEMは、10着程度の小ロットから依頼できる工場を選べば、少ない初期在庫で始められます。大量発注が前提だった時代と比べ、小ロット専門のプランを持つ工場が増えているためです。株式会社terao-fの「START10」は、10着からオリジナルOEM製作を始められるサービスです。小ロット対応の工場を選ぶことで、個人や小規模ブランドでも参入のハードルが下がります。

アパレルOEMで小ロット依頼するメリットと注意点

在庫リスクを抑えて始められるのが最大のメリット

小ロットのアパレルOEMは、売れ残りの在庫リスクを抑えて事業を始められる点が最大のメリットです。最初から大量に作らず、反応を見ながら追加生産できるためです。まず10~30着でテスト販売し、売れ行きを確認してから量産へ移る進め方が代表例といえます。初期投資を小さくしたい新規ブランドほど、小ロットの利点を活かせます。

1着あたりの単価は大ロットより高くなりやすい

注意点として、小ロットは1着あたりの単価が大ロットより高くなりやすい傾向があります。生地の仕入れや型紙作成などの固定費を、少ない枚数で分担するためです。たとえば同じ商品でも、10着と500着では1着あたりの原価が変わります。価格設定の際は、この単価の考え方を踏まえておくことが大切です。

  • 小ロットのメリット:在庫リスクが小さい、テスト販売しやすい、初期投資を抑えやすい
  • 小ロットの注意点:1着あたりの単価が上がりやすい、生地の最低ロットに制約がある場合がある

アパレルOEMの依頼から納品までの流れ5ステップ

アパレルOEMの依頼は、問い合わせから納品まで大きく5つのステップに分かれます。全体像を先に押さえておくと、準備すべきものが明確になります。

ステップ内容
1. 相談・問い合わせ作りたい服のイメージ、数量、予算を工場に伝える
2. 見積・仕様決定生地やデザイン、サイズ仕様を確定し、見積もりを取る
3. サンプル製作量産前に試作品を作り、シルエットや縫製を確認する
4. 量産確定した仕様で本生産を行う
5. 検品・納品品質をチェックし、指定先へ納品する

この流れのうち、最初の相談と見積もりの精度が、その後の満足度を左右します。イメージを言語化し、参考画像を用意して臨むと進行がスムーズになります。

アパレルOEMの費用の考え方

費用は生地・数量・加工で決まる

アパレルOEMの費用は、生地代・縫製工賃・数量・加工内容の組み合わせで決まります。使う素材や刺しゅう・プリントなどの加工が増えるほど、単価は上がる仕組みです。たとえば同じTシャツでも、生地のグレードやプリントの有無で価格は変動します。まずは希望仕様で見積もりを取り、予算とのバランスを確認することが第一歩です。詳しい費用の内訳と目安は、関連記事で解説しています。

失敗しないアパレルOEM工場の選び方3つのポイント

アパレルOEMの成否は工場選びで大きく変わります。ここでは判断軸となる3つのポイントを紹介します。

希望アイテムと小ロットに対応しているか

まず、作りたいアイテムと希望数量に対応できる工場かを確認します。工場ごとに得意なアイテムや最低ロットが異なるためです。カットソーが得意な工場、ジャケットなど縫製難度の高い品目に強い工場など、専門性はさまざまです。自分の商品と工場の得意分野が合うかを、最初に見極めます。

サンプル対応と品質管理の体制があるか

次に、サンプル製作と品質管理の体制を確認します。量産前に試作で仕上がりを検証できる工場なら、認識のずれを防げるためです。検品の基準や不良時の対応を事前に聞いておくと安心につながります。品質を担保する仕組みがあるかどうかが、信頼できる工場の分かれ目です。

相談しやすく納期が明確か

最後に、コミュニケーションの取りやすさと納期の明確さを見ます。初めての製作では、疑問をその都度相談できる相手であることが重要だからです。返信の速さや説明のわかりやすさ、納期の提示が具体的かどうかを確認します。やり取りの快適さは、長く付き合ううえで欠かせない要素です。

アパレルOEMに関するよくある質問

Q. アパレルOEMは個人でも依頼できますか?

A. 依頼できます。近年は小ロット対応の工場が増えており、個人や副業からオリジナル服を作る方も少なくありません。まずは希望数量に対応した工場へ相談するとよいでしょう。

Q. 最低何着から作れますか?

A. 工場によって異なりますが、小ロット対応の工場なら10~30着程度から製作できる場合があります。株式会社terao-fの「START10」は10着から対応しています。

Q. アパレルOEMとODMはどちらを選ぶべきですか?

A. デザインが決まっているならOEM、企画段階から相談したいならODMが向いています。判断に迷う場合は、企画サポートのある工場に相談する方法もあります。

Q. デザインが固まっていなくても相談できますか?

A. 相談できます。イメージや参考画像がある段階でも、工場側が仕様の整理を手伝ってくれるケースがあります。まずは現状を伝えることから始めましょう。

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