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個人の方必見!オリジナル服作りの小ロット生産のメリット・デメリット

アパレルブランドの立ち上げの時にまず気になるのが、かかる費用や在庫リスクではないでしょうか?
特に、初期投資や在庫リスクを抑えたいと考える個人の方にとって、「小ロットでの生産」は魅力的な選択肢だと思います。
アパレル業界では50枚~100枚を小ロット生産と言いますが、それよりも少ない枚数でのご生産を希望される方も多いです。
オリジナルの服作り、小ロットのデメリット
服作りの原理として、【大量に生産することで1枚あたりのコストが抑えられる】。これがアパレル生産の基本的な原理です。
生地の仕入れ、型紙の作成、裁断、縫製、検品といった一連の工程には、固定費がかかります。
例えば、パターン(型紙)を作るコストが1万円だったとして、同じパターン(型紙)で10枚作る場合と100枚作る場合では、1枚あたりの型紙代は大きく変わります。生地も同じです。
つまり、生産量が少ないほど、1枚あたりの生産コスト(原価)は高くなります。
服の販売価格が高くなることでの、顧客層のミスマッチ
1枚あたりの生産コストが高くなった場合、利益を確保するのであれば、その分販売価格も高く設定する必要があります。
ネットで安く服を購入できる今の時代、比較すると価格が高いTシャツを売っていくためには、その価格に見合うだけの価値をPRする必要がありますし、品質やデザインも他では買えないものでないと、なかなか販売が難しいのが現状です。
設定した販売価格が、顧客層やブランドイメージと合致しない場合、せっかく作った服が売れ残ってしまうという危険もあるのです。
高度な技術をもっていない縫製工場もある
業界の小ロット(50枚~100枚)よりも少ない枚数での生産が可能な工場の中には、高度な縫製技術をもっておらず、商品によって差が出たり、お客様に満足いただけない仕上がりになってしまう工場も中にはあります。
予算についても、初めに提示されていた金額と大きく変わってしまった・・という話もお聞きします。予算や技術については、事前によく確認する方が安心です。
テラオエフは、販売まで伴走する服作りのパートナーで在りたい
テラオエフは、「生産をして納品して終わり」というスタンスではなく、お客様が実際に商品を販売し、そのお洋服が着る人の元へ渡り、心から満足いただけるまで、ブランドに寄り添って服作りを行うパートナーで在りたいと考えています。
小ロットからのスタートを希望されるお客様に対しても、単に「作れます」と答えるだけでなく、前述したような「1枚あたりのコスト」や「販売価格と顧客層のバランス」といった視点をもちながら、最適な服作りをご提案いたします。
弊社の場合の 小ロット生産は何枚から?
基本的な生産の目安をご紹介いたします。
- 布帛製品(Yシャツやブラウスなど):50枚~
- カットソー製品(Tシャツやスウェットなど):100枚~
これらの数字は、あくまで一般的な目安となりますので、お問い合わせフォームからご相談ください。
デザインや生地を持ち込み、縫製のみのご依頼の場合
お客様自身でデザインを完成させていただき、使用する生地やパターンも手配済みであれば、数枚の縫製も対応できますので、一度ご相談ください。
お客様一人ひとりの「こんな服を作りたい」「こんなアパレルブランドにしたい」という熱い想いを、私たちテラオエフが形にするお手伝いをいたします。
お問い合わせは下記のボタンからお願いいたします。