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オリジナル服を少量から製作する方法|小ロット対応のメリットと注意点

オリジナル服を少量から製作する方法|小ロット対応のメリットと注意点

「自分のデザインした服を作ってみたいけれど、いきなり何百枚も作るのは不安」
そう感じて最初の一歩を踏み出せずにいる方は、少なくありません。在庫を抱えるリスクを思うと、まずは少量から試したいというのが本音ではないでしょうか。

オリジナル服は、小ロットから製作できます。大量生産を前提にしなくても、少ない枚数で作り、売れ行きを見ながら増やしていく進め方が可能です。ただし小ロットの服づくりには、メリットと同時に知っておきたい注意点もあります。

この記事では、オリジナル服を小ロットで製作する方法・流れ・メリットと注意点を、半世紀以上の歴史を持つ縫製工場テラオエフが、はじめての方にもわかりやすく解説します。

「服を少量だけ製作したい」小ロットは本当にできる?

オリジナル服を作ろうと思ったとき、多くの方がつまずくのが「少量だと引き受けてもらえないのでは」という不安です。実際、依頼先によっては小ロットを断られることがあります。まずは、なぜ断られるのかという理由から見ていきましょう。

小ロットが断られやすいのは「最低ロット」が理由

服の製作には、工場ごとに「最低ロット(MOQ)」が設けられています。MOQ(Minimum Order Quantity:最低発注数量)とは、その工場が引き受ける1型あたりの最少枚数のことです。

量産を前提とした工場では、MOQが1型100枚以上に設定されているケースも珍しくありません。生産ラインを効率よく動かすには一定の枚数が要るため、少量の依頼は採算が合わず断られてしまう、という背景があります。

少量で作りたいなら、出発点は「小ロット対応」を明確にうたう縫製工場を選ぶことです。問い合わせの段階で次の点を確認しておくと、あとから条件の食い違いで困らずに済みます。

  • 1型あたり最低何枚から対応できるか(MOQ)
  • サンプルと本生産を同じ工場で行えるか
  • 希望の生地が小ロットでも使えるか

小ロット対応の工場なら少量から製作できる

逆に、小ロット生産に対応した縫製工場なら、少ない枚数からオリジナル服を作れます。たとえばテラオエフには、10着ちょうどから試せる「START10」や、Tシャツ30枚から作れる「BODY+」といった、少量からの服づくり向けの仕組みがあります。

こうした工場が極小ロットに対応できるのは、企画・パターン・生地調達・縫製までを自社で一貫して行い、外注先の最低ロット数に縛られないからです。「最低ロットの壁」さえ越えられれば、個人でもブランドでも、小ロットの服づくりは十分に実現できます。

オリジナル服を小ロットで製作する方法・基本の流れ

小ロットでも、オリジナル服づくりの基本の流れは量産と変わりません。企画から納品までを、6つのステップに分けて見ていきます。

  1. 企画・デザインの相談(コンセプトやイメージを共有する)
  2. デザイン確定・縫製仕様書の作成(仕様を固める)
  3. パターン(型紙)作成(立体的なデザインに落とし込む)
  4. サンプル製作・確認(試作して仕上がりをチェックする)
  5. 本生産(小ロットで縫製する)
  6. 検品・納品(品質を確認し、指定場所へお届けする)

①企画とデザインを相談する

まずは、作りたい服のコンセプトやイメージを共有するところからです。完成したデザイン画は要りません。シルエットは手書きや写真でかまわず、ディテールがわかる参考写真があるとサンプルの精度が上がります。

遠方で来訪が難しい場合も、オンラインで相談を進められます。テラオエフでは、画像だけでは伝わりにくい質感や厚みを確かめてもらえるよう、厳選した生地サンプルを郵送して打ち合わせを進めることもあります。

②デザインを確定し縫製仕様書を作る

相談内容をもとに、デザイナーとパタンナーがデザインを整え、打ち合わせを重ねて確定します。確定したら、そこから「縫製仕様書(生地・寸法・縫い方などを指示する、設計図のような書類)」を起こす流れです。生地や副資材は、希望に合わせて選定・提案します。

③パターン(型紙)を作成する

デザイン指示書や縫製仕様書をもとに、平面のデザインを立体の型紙へ落とし込みます。仕上がりを大きく左右する工程で、難易度によってはサンプル前に仮縫いで寸法を確かめることもあります。

④サンプルを製作して確認する

確定したパターンから、ファーストサンプルを製作します。寸法・着脱・細部のディテールを実際に手に取って確かめ、必要に応じて修正を重ねていきます。

ここで重要なのが、サンプルと本生産を同じ工場で行うことです。工場をまたぐと引き継ぎでズレが生じやすく、仕上がりが不安定になります。サンプルから本生産まで一貫対応できる工場なら、小ロットでも品質が安定します。

⑤本生産で小ロット縫製する

サンプルが確定したら、本生産に入ります。小ロット対応の工場であれば、ここで少量からの縫製を依頼できます。生産前に見積もりで1着あたりのコストを出し、枚数を決めてから進めるのが一般的です。

⑥検品をして納品する

本生産後は検品を経て、指定の場所へ納品します。検品では縫い目のほつれ、寸法のずれ、汚れの有無などを1点ずつ確認したうえでお届けします。

▼服づくりの流れをさらにくわしく知りたい方はこちら▼

アパレルブランド立ち上げの流れ|企画から生産までの進め方を解説

小ロットで服を製作する前に準備しておくこと

打ち合わせをスムーズに進めるために、相談前にそろえておくと安心な項目があります。すべて完璧でなくても問題ありませんが、方向性が決まっているほど話は早く進みます。

ブランドのコンセプトを言葉にする

最初に整理したいのが、ブランドのコンセプトです。「なぜ作るのか」「誰に」「どんなときに着てほしいのか」。これを言葉にしておくと、デザインの軸がぶれません。途中で迷ったときに立ち返る基準にもなります。

ブランドネームとネームタグを検討する

オリジナル服には、襟元などにつけるブランドネームタグを用意することが多くあります。タグには、ベース生地にロゴをプリントする「プリントネームタグ」と、糸を織り込む「織ネームタグ」があり、織ネームのほうが厚みが出て高級感のある仕上がりになります。

テラオエフで作成する場合の最低枚数は、製造国によって次のように異なります。

製造最低枚数備考
中国製3000枚〜日本製より安価

ネームタグはお客様の持ち込みでも問題ありません。小ロットのときは、本体の枚数とタグの枚数のバランスも合わせて考えておくとよいでしょう。

デザインのイメージと参考写真をそろえる

最後に、作りたい服のイメージを用意します。正面・背面・横からのシルエットは手書きや写真でかまいません。ポケットや袖、丈の長さなど、細部のわかる参考写真があると、サンプルの精度がぐっと上がります。

小ロットでオリジナル服を製作する3つのメリット

量産と比べたとき、小ロットには少量ならではの利点があります。まずは全体像を表で押さえておきましょう。

観点小ロット量産
1枚あたりの単価高くなりやすい抑えやすい
在庫リスク低い高い
テスト販売しやすいしにくい
初期費用抑えやすいかかりやすい

ここでは、代表的な3つのメリットを紹介します。

在庫を抱えるリスクを抑えられる

最大のメリットは、在庫リスクの小ささです。最初から大量に作れば、売れ残りはそのまま在庫として残ってしまう。その点、小ロットなら必要な分だけ作ればよく、立ち上げ初期のリスクを最小限に抑えられます。実績がないスタート時ほど、この差は大きく効いてきます。

低コストで試作・テスト販売ができる

少量から作れると、初期費用を抑えながら市場の反応を確かめられます。まず小ロットで売ってみて、手応えがあれば追加で生産する。こうした段階的な進め方ができるのも小ロットの強みです。デザインやサイズ展開を試しながら、売れ筋を見極めていけます。

オリジナルブランドを小さく始められる

「いつか自分のブランドを持ちたい」という思いも、小ロットなら現実的な一歩になります。大きな資金を用意しなくても、少量から作ってブランドを育てていけます。

小ロットで服を製作するときに知っておきたい注意点

メリットの多い小ロットですが、進める前に押さえておきたい注意点もあります。先に知っておけば、想定外を避けられます。

1枚あたりの単価は上がりやすい

小ロットは、量産に比べて1枚あたりの単価が高くなりがちです。パターン作成やサンプル製作の手間は枚数に関係なくかかるため、枚数が少ないほど1枚あたりの負担が増えます。販売価格を決めるときは、この点を前提にしておきましょう。

生地や副資材には最低単位がある

生地や副資材には仕入れの最低単位があり、使う量が少なくても一定量を買わなければならない場合があります。希望の生地が小ロットで使えるかは、早めに相談しておくと安心です。使いたい生地が決まっているなら、相談の段階で具体的に伝えておくと話が進みやすくなります。

サンプルと本生産の工場が同じか確認する

サンプルを作る工場と本生産の工場が違うと、仕上がりにズレが出やすくなります。トラブルを避けるためにも、サンプルから本生産まで一貫対応できる工場を選ぶことが、小ロットでは特に大切です。

小ロットで服を製作するときの費用の考え方

費用は、小ロットで服を作るうえで気になるところです。正確な金額はデザインや生地で変わるため一律ではありませんが、考え方の前提を知っておくと見積もりが読み解きやすくなります。ポイントは次の3点です。

  • 縫製加工賃と、生地・副資材などの資材費は分けて考える
  • ここでいう小ロットは「30枚以下・縫製のみ」の生産を指す
  • サンプル製作のみの場合は、本生産価格の約2倍が目安

縫製加工賃は「縫う手間」への料金で、生地やボタンといった資材費とは別に計算されます。見積もりを見るときは、まずこの2つを切り分けると全体像をつかみやすくなります。サンプルだけ作ると割高になるのは、量産を前提とした単価設定だからです。本生産まで進めることを見込んで、トータルで費用感を判断するとよいでしょう。

具体的な金額は、デザイン・生地・枚数で変わります。テラオエフでは参考価格や見積シミュレーションを用意しているので、おおよその費用感を事前に確かめられます。

▼費用の目安を知りたい方はこちら▼

参考価格はこちら見積シミュレーションはこちら

少量・小ロットのオリジナル服製作ならテラオエフ

ここまで挙げた「小ロット対応」「サンプルから本生産まで一貫」という条件を満たすのが、縫製工場でありアパレルOEM/ODMでもあるテラオエフです。

半世紀以上の歴史を持つ自社縫製工場
テラオエフは、半世紀以上の歴史がある老舗の縫製工場です。企画から生産、出荷指示まで自社内でワンストップ対応できる人材と設備を備えています。緊急の縫製や生産トラブルにも動けるよう工場の稼働に余力を持たせて運用しているため、短納期の相談にも応じやすい体制です。

アパレルブランド出身のプロが在籍
アパレル業界で経験豊富なデザイナー・パタンナーに加え、品質管理者・生産管理者が在籍しています。完全自動延反機・完全自動裁断機CAM(コンピュータ制御で生地を自動裁断する機械)も導入し、スピードと精度を両立した服づくりを行っています。

小ロット・サンプル縫製・短納期に対応
小ロット生産はもちろん、サンプル縫製・パターンメイキング・二次加工(プリントや刺繍、洗いなど縫製後に施す加工)にも対応します。サンプルから本生産まで自社工場で一貫して行うため、少量でも品質が安定します。

少量から始められる仕組みとオンライン相談
10着ちょうどから試す「START10」、Tシャツ30枚から作る「BODY+」など、少量からの服づくり向けの仕組みがあります。本社の近くには、生地を手に取って選べる見本の建物も併設。来訪はもちろん、無料オンライン相談にも対応しています。

▼少量からのオリジナル服づくりはこちら▼

10着で始めるアパレルOEM「START10」

よくある質問(FAQ)

オリジナル服は何枚から製作できますか?

小ロット対応の縫製工場であれば、少量から製作できます。テラオエフの場合、10着ちょうどから試す「START10」やTシャツ30枚から作る「BODY+」など、少量向けの仕組みを用意しています。

デザイン画がなくても服を製作してもらえますか?

問題ありません。シルエットは手書きや写真でかまわず、ディテールのわかる参考写真があれば、より精度の高いサンプルに仕上げられます。

小ロットだと費用は割高になりますか?

量産に比べると、1枚あたりの単価は上がりやすい傾向があります。正確な費用はデザインや生地で変わるため、参考価格や見積シミュレーションで事前に確認できます。

遠方に住んでいても相談できますか?

可能です。来訪に加えてオンライン相談にも対応しており、必要に応じて生地サンプルを郵送します。完成した服は、指定の場所へ配送します。

まとめ

この記事では、オリジナル服を小ロットで製作する方法と、小ロット対応のメリット・注意点を解説しました。

小ロットなら、在庫リスクを抑えながら低コストで自分のオリジナル服づくりを始められます。「少量から作りたい」「何から始めればいいかわからない」という方は、一度テラオエフへ相談してみてください。次のような段階でも歓迎です。

  • 何から進めればいいかわからない
  • 作りたいデザインだと、どのくらいの費用になるか知りたい
  • 他社で小ロットを断られてしまった
  • 在庫を抱えずに少量から始めたい
  • どんな生地が自分のイメージに合うか相談したい

無料オンライン相談にも対応しているので、来訪が難しい方も全国どこからでも気軽に相談できます。 

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